日々綴(とある私立大学職員)

思うことを書いていこうと思います。主として大学関連の話題。ただし、それ以外も(とある私立大学職員)

大学職員は高給取りなのか

 大学職員の仕事は楽で高給取りだという噂を聞く。果たして本当にそうなのだろうか。また、仮に高給取りだったとして、上を叩き、下に合わせることで、より社会の豊かさが低くなるのではないかという疑問が正直ある。生活保護叩きについてもそうだろう。生活保護がもらいすぎというよりも、賃金が低すぎるのであって、賃金を上げる方に力を入れるべきではないか?というのが私の考えである。

 

 実際給与をもらっている身としては、確かにそれなりにいただいている気がする。しかし、近年はさまざまな手当ても減少傾向であり、給与の右肩上がりは今後そう多くは望めないであろうと思う。

 

 さまざまなブログ等で大学職員の給与が取り上げられているので、興味のある方は「大学職員 給与」などで調べてみると実態が見えてくるだろうと思う。ただし、過去の給与であれば、今後もその給与が支給されるかどうかは疑問を持った方がいい。日本は少子化の社会であり、教育産業は傾斜産業と言われる。そうしたなかで果たして高給といわれる給与が支給し続けられるのか。

 

 東洋経済の記事に国立大学教職員の給与ランキングが掲載されていたので、参考までに。https://toyokeizai.net/articles/-/204349

 私立大学の記事もあればよかったのだが、見つけられなかったので、国立大学のみで。

 

 ただし、私があくまでも言いたいのは、上を叩くのではなく、下を引き上げること。そうでないと、社会全体が縮小していってしまう。社会全体としての幅を広げること(特に上に)。個人的にはそれが大事だと思う。