久々の更新
久しく更新していなかった。というのも、自分のやりたいことと今やっていることの乖離が大きく、それを受け入れられなかったことによるある種の疲れが出ていたからだ。
職員の専門性が叫ばれて久しいが、学校法人という組織は将来の経営層、広く法人を見ることができる職員を育てる必要もあり、スペシャリストよりもジェネラリストを育てる傾向にあると感じている。
実際に今自分の上にいる方々も、そうしたキャリアを送ってきており、スペシャリストが必要だという認識はありつつも、そうしたキャリアプランを作成できていないのだろうと思う。あるいは、スペシャリストが必要であれば外から人材をとればいいというような考えや、ある分野に人を貼り付けることに対するリスクからそういった傾向にあるのかもしれないと思っている。
そういった意味で、大学という組織は変化が叫ばれつつも、あまり大きく変わらないのだろうなというのが私の認識だ。
そんななかで、ほんの少しでも良いように変化させることができるように、自分にやれることをやるしかない。
一方で、様々な部署を経験することで、広い知識は獲得できるものの、悪い言い方をすれば何の専門性もない、浅い知識しかない人材をつくってしまっていないか。そうした人に自分がなりつつあるのではないかという不安はつきまとう。
活かされなくても学び続けるという意識は持っていたい。それが今後の自分をつくるものだと信じて。