円城寺さんの本が話題である。
佐賀県庁で、救急車にi-padを導入した円城寺さん。以前、この方の講演を聞いたことをふと思い出した。
レビューでは賛否両論あるようだが、どんな問題があるのか現場に出向くことは必要だと私は思う。そこで体験して初めて見えてくるものもある。現場への本気度も伝わるであろうし、協力者も出てくるであろう。
そのうえで根本的な問題はなんなのか、徹底的に追求し、打てる手立てを打ってみることが大事である。いくつかの仮説を立て、その中で解決の可能性が高いものを試せばいい。失敗したら失敗したで、検証して次に繋げればいいのだ。違う可能性を試すチャンスだと思えばいい。
公務員と大学職員という立場は違えど、必要な改革は行うという姿勢は見習いたい。