ゼネラリストとスペシャリスト
今週末からJUAM(大学行政管理学会)の総会が開催される。さまざまな学びが楽しみなのとともに、不安がある。不安についてはここでは触れられないが、なんとか乗り切れれば(?)と思う。
さて、標記の件、さまざまな場でも既に議論されているものであるが、少々思うことがあったので書きたい。
大学職員の間で議論されるゼネラリストとスペシャリスト。一時期大学職員の専門職化の議論があった際は、スペシャリスト化が進むものかと思われたが、いつの間にか立ち消えとなった。これはスペシャリスト化しないまでも、対応できるレベルであるということと、本当に専門職化するのであれば、専門の教員を雇うといった方向であろうと理解している。
大学職員はゼネラリストが良いという議論は、広くその法人を知り、将来の執行部を育てる。あるいは、その法人を広く知ることで、法人全体を意識できるようになること、広い知識の組み合わせから新たな分野をつくりだすことなどが狙いだろうと思われる。
一方で私自身はスペシャリストになりたいと思っていて、最近話題のAIを考えてみると、そういった広い知識は必要であるものの、仕事そのものをとってみると、すぐ代替されてしまうのではないかと思う。また、昨今の激しい(?)教育行政の移り変わりから、知識の陳腐化も早く、異動を繰り返すと前の知識が使えないことも多くなるのではないかという思いもある。
もちろん根本は変わらないことも多く無駄になるわけではない。
また、これも個人的な意見というか思いではあるが、職員の仕事は誰にでも一定レベルでできるよう、マニュアル化、システム化、陳腐化すべきだという思いも一方ではある。
私が所属する大学は、ゼネラリスト志向の大学であるが、異動させられる職員からとってみると、全く関連の無い分野への異動も多く、転職のような状況も多く見受けられる。ゼネラリストという考え方自体は悪いとは思わないが、もう少し関連した分野への異動であったり、またその人個人の思考も大事にしてほしいなと思う。
なんともまとまりのない記事だが、書きたい内容はとりあえず書いた。
もう少し頭整理して書けばよかったかもとも思いつつ。
あー異動したい(笑)