日々綴(とある私立大学職員)

思うことを書いていこうと思います。主として大学関連の話題。ただし、それ以外も(とある私立大学職員)

2016年度JUAM総会@慶應義塾大学に参加

 2016年度JUAM総会@慶應義塾大学に参加した。

 総会の内容等については改めて記載できればしたいと思うが、今回のJUAMで印象に残ったのは次の点。

 

 JUAMの存在意義について、学会という様相を呈していないという提言。論文数等が少ないことであったり、事例が多いこと、実務家と研究者の乖離(?)

 一方で、若手の研鑽の場としての役割としては、引き続き大きいものがある印象。

 

 このあたり今後議論があるところだろう。

 私個人は研究をしていない立場で、今後研究をしたいと思っており、そうした中で経験・研鑽を積めたり、研究している人の話を聞けるということで非常にありがたい場であると思っている。研究者と実務家を繋ぐ場と言えるのかなとも。

 ただ研究をしている人にとっては物足りなくなっているのだろうなと思う。研究している立場ではあまり学ぶことがない気がする・・・。

 今後JUAMがどうなっていくのか気になるところ。

 

 勝手な意見だけども、もっとお金を出してほしいと思う。特に研究研修委員会とかは関東で行われるが、参加費は自腹とか、地方大学の職員は参加が厳しい。多様性という意味では考えてほしい。また、研修等する際には、学会員には出張旅費は出さないということになっているが、講師への旅費くらいは認めていいんじゃないかと。

 ただ変化の兆しはあるようで、前回までの学会員とそれ以外の参加費が同じであることは差がついたし、データベースへのアップロードのメールも飛ぶようになった。今後に期待。

 最後の表彰式は学会への貢献という意味なのだろうが、選考基準等よくわからなかった。

 

 なお、今回の総会の場で職員ブロガーの何人かの方とお会いすることができ、直接お話を聞けたのはよかった。ただ、もっと研究についての話だったり実務的な話だったりを聞けたらよかったなと思う次第。私の準備不足&知識不足。

 

 お目にかかれた方々、ありがとうございました。なお、自大学には絶対にばれたくないので、くれぐれもご内密にお願いできればと存じます。

 

 さて、自大学への報告書を取りまとめますか(-_-;)