自転車通学の保険加入について
自転車通学の保険加入を義務化する下記のニュース。
関西の大学では保険加入の義務化や安全講習を行っているようである。自分の勤める大学はというと、講習はやっているだろうが、ステッカーとかを見たことがないので、やっていないものと思われる。
http://mainichi.jp/articles/20160215/k00/00e/040/171000c
大学生にとって、通学にかかる費用というのは大きい。そのため、購入時以外あまり維持費がかからない自転車で通学する学生は多い。それに加え、健康ブームによる自転車通勤の増加から、自転車による事故は増えていると言われており、備えが重要だ。もちろん記事にあるように、事故を起こさないことが大前提である。
立地の良い場所(駅前など)にある大学にとっては、安全講習をし、その証明であるステッカーを貼っていなければ乗り入れを許さないなどしておいた方が、大学に用のない人の駐輪を防ぐこともできる。私の勝手な印象だが、意外と用のない人の駐輪(通勤通学で勝手に停める人)は多い。公開講座などで大学に来ていただく場合はどうするか等課題はあるが。自転車通勤の職員はもちろん受けているものと思われる。
例の大学の話ではないが、大学の系列会社で保険を扱っている場合、この自転車保険は大学にとって新たな収入のチャンスになるかもしれない。
ただし、家族が自動車保険に入っており、その保険特約で自転車保険がついている場合も多い。加入が本当に必要かどうか見極めることが重要だ。備えは大事だが、要らぬ保険に入らぬように。