中学と大学の違いはあっても
広島の中学生の自殺のニュース。
記事を貼り付けるまでもないが、事後で見直す時のために。
中学と大学の違いはあっても、大学も成績等を扱う上で、それが人の人生を左右することがあるということを忘れてはならない。成績は進級や卒業、その後の資格取得、特待生や大学院への推薦等にもかかわる。だからこそいい加減に扱ってはならないし、それだけの緊張感を持って業務に臨むべきである。
今回の広島の件、その後の報道では次のような事実も出てきた。
生徒や学生へ説明する際には、こちらの説明には整合性が採れていないといけない。上記の朝日新聞の記事では、1年生からの記録まで遡ることになったため、今回誤った記録ではあるが、そうした履歴があったから推薦できなかったとの説明をしている。しかし、別の生徒には推薦を与えている。
記録の誤り自体がおかしいし、多感な時期であることから、1年からの記録を見るべきなのかという議論もあろうが、その前に教育者として、説明ができないこと、一貫性のないことはやってはならない。よくそうした姿勢で生徒の前に立てるものだと思う。
なんなんだろうかこの中学は。同じ教育機関に関わる者として恥ずかしい。