入学試験問題の誤り(ミス)について
今年も入学試験が佳境を迎え、様々な大学で誤り(ミス)があったとの報道が連日あっている。
一部には10年連続でミスをしてしまっている大学もあるという。単純ミスは、大学としての校正能力を問われる。また、その他の正答が複数あったり、正答が無かったり等は、受験生の解答時間を奪ってしまうという意味で、各大学出来る限り無くす必要があるかと思う。
入試実施前に気づいた場合は、当日修正を板書や口頭で行ったりしているが、できればない方がいい。
以下のようなサイトがある。
報道されていないミスはこういったところで指摘されているのだろう。
入学試験問題の問題ミスも問題であるが、採点のミスこそあってはならない。そのため、各大学とも二重三重にチェックをしており、恐らく間違いはないかと思われる。ただし、入学試験も同様であり、上記のような何年連続で問題にミスがあるという報道を聞くと、採点の方は大丈夫なのかと思ってしまう。
聞いた話では、大学によっては予備校等と契約して、入学試験終了後すぐに予備校に問題を渡し、自分たちが採点用に準備した正答と合っているかを念のため確認しているのだという。
大学の教員というのはその分野の第一人者であるが、こうした措置もしつつ、入学試験における質も担保する必要があるのだろうなと思う。