日々綴(とある私立大学職員)

思うことを書いていこうと思います。主として大学関連の話題。ただし、それ以外も(とある私立大学職員)

ストレス耐性

 少々体調が思わしくなく、病院に行ったところ、ストレスですねと言われた。

 なんでもかんでも理由をストレスとしてないかと若干疑いつつも、思い当たる点は多々あり、自分を納得させる。

 

 最近、大学職員になりたがる学生が多いと聞く。

 恐らく他の職業に比べて給与が多く、休みが多いという印象があるようなのだが、給与は確かに恵まれている方だと思う。この恵まれた給与は、私の同期によると、迷惑料、ストレス料が含まれているのではないかということである。大学とは、残念ながら理屈が完全に通るような場ではなく、変なこじつけや人間関係で残念な結果になることもある。悪く言えば、昔ながらのムラ社会で、そうした実情を嘆いた表現だと私は思っている(将来的には変わっていくし、自分でも変えたいと思うが)。

 一方で、給与にも上限があり、一般企業と比べると正直どうなのかと思っている自分もいる。できる人でもできない人でも、同じ年齢であれば一緒という大学が多い(人事考課を給与に反映している大学は別だが)。じゃあ優秀な人ほど役職になるのかというと、正直そうは思えず、なぜあの人がという人事もちらほら見かける。そういった意味では見返りが少ない業界なのかもしれない。

 

 休みについては部署次第で、忙しい部署とそうでない部署の差が激しい。明らかに人が足りてない部署がある一方で、毎回定時に帰り、有給も大量に消化という部署もある。ある種の当たり外れが多いのだ。また、休日出勤も多い。

 

 ではなぜ大学職員をしているのかと言えば、教育に関われるからである。人が成長している姿が目の前で見れたり、最先端の研究に触れる機会があったり、研究という手段でものごとを解き明かそうとする教員の姿であったりには非常に感銘を受けるし、日々刺激を受けている。そういった場にいられることを幸せに感じているし、ある種保守的だからこそ、まだまだやれることが多いということがモチベーションである。あまりにも理不尽なことがあると、たまにくじけそうにもなるが(苦笑)。

 

 私が大学職員を続けている理由。