新幹線の定期代補助について
静岡市が首都圏の大学に通う学生に新幹線定期代を補助するというニュース。
大学生にとっては、一人暮らしするよりは金銭的な負担が減る。一人暮らしをするか、実家暮らしにするか、選択肢が増えるという意味では良いと思う。ただし、理系など遅くまで実験で残る場合や部活、サークル等での飲み会を考えるとどうかなとも思った。そういった場合はホテルにでも泊まるのだろうか。
先日のような大雪の場合、多くの大学で授業や試験を中止したり、遅らせたりした。中止の場合はいいが、遅らせた場合などは、果たして来れるのかという疑問や、来れませんでしたという遅延証明をもらうにも、学生には一旦はこちらまで来てもらう必要があるわけで、職員はそういった想定もしないといけない。また、局地的な豪雨等の場合も想定が必要であろう。
私の所属大学は首都圏ではないが、何かあったときに想定しているのは近県のみである。県内の交通機関の情報には特に気を配るが、県外にまでそこまで気を配れているかと言うと少々疑問である。首都圏の大学に所属していたとして、静岡にまで気が回るだろうか。
そうできるように、学生の通学エリアのデータベースをつくり、それを職員が把握しておく必要がある。また、どこに住んでいるのかという情報をきちんと更新するよう、学生側にも協力をお願いをしなければならない。今まで以上に。