大学と企業、地域との連携
上(他課の課長)に雑談のつもりで、こういうことしたいんですよねって話したところ、面白いから企画書出してと言われ、バタバタ企画書を作っています。期限はないとのことですが、ある程度形づくって早めに出したいなと思うので、その間少々ブログの中身があまりないものが続くかもしれません。ご了承ください。その案ってのも、自分の勉強が足りないって意味で、かなりの時間色んな本であったり、知見を学ばなければ本来は実現できません。しかし、新たな分野の取り組み、あるいは希望の異動(!?)に繋がればと思うので、取り急ぎ現状の知識等で出せるベストを出すしかないだろうと思っています。企画書なんて書いたことないんだけどな(^^;)。入試があるものの、今週中には出したい。。
さて、以下表題の件。
大学と企業や地域の連携が増えてきている。
ここでは共同研究等ではなく、学生と企業、地域との連携について述べたい。
大学によっては企業と連携して商品開発をしたり、地域と連携し町おこしをしている大学もある。企業と連携する場合は、企業は大学生の感性や新たなアイディアを求めていて、実際に使いやすい商品、人気が出た商品もあるようだ(就活ボールペンなど)。ただし、その多くは残念ながら一過性のものも多い。それは、ニュースに出た時は人気が出るが、その後は人気が落ちることによる。
同じように地域連携でも同じことが言える。町おこしで、町カフェというアイディアをよく見る気がするが、ずっと続いているかといえば残念ながら?である。もちろん続いているものもあるだろうが、その多くは学生が運営するものであり、学生が来ないと運営できないものである。そのため、学生が来なくなれば運営がなりたたない。
学生が地域にかかわるという姿勢は大切だが、本来町おこしとは、その地域が地域で運営していける、地域で成り立つものをするのが目的のはずである。地域の人で運営できる、あるいは事業化できるだけの利益を出す、そうした視点が必要だ。一過性の話題作りでは意味がない。このような視点を持ちつつ、本当に地域にとって必要なことは何か、考えながら連携を進めてほしいと思う。
ものすごく否定的に書いてしまったが、一過性であっても学生の得る経験は大きい。そうした意味ではやる意味はあるのだが、本来の意味を見失っていないだろうか。前々からそうした思いがありつつも、本学でもその流れは止められなかった(やりつつあるのは知っていたが、担当ではないということで口出しできなかった)。
以下の記事を読んで改めて思い返して。