留学生の受け入れ支援
イギリスやオーストラリア等は、海外からの学生に対して、高い学費を課している。留学生が通常の学生の負担を減らしているとさえ言える。それに対して日本の場合は、逆にお金を渡してこちらに来てもらっている(もちろん現状自費で来ている学生も多い)。これは留学受け入れの力関係や文化的な背景によるものであるかと推測される。
さて、以下の記事。
私個人としては、先進国からの留学生には、できれば一般の学生と同様の学費を取れるような、そうした負担があっても来たいと思えるような魅力的な国であってほしい。一方で途上国からの留学生には、こうした支援をして学んでほしいと思っている。
それは、途上国からの留学生受け入れは、社会貢献の一環であるとともに、その学問的、経済的意味が大きいと考えられるからである。先進国と違い途上国の場合、その国に精通する人とのパイプが果たす役目は非常に大きい。実地調査等をする場合などにおいては、その安全を確保するためにも欠かせない。経済的な意味では、同様の安全確保という意味と、その国の法律であったり、文化的な習慣が無視できないからである。