日々綴(とある私立大学職員)

思うことを書いていこうと思います。主として大学関連の話題。ただし、それ以外も(とある私立大学職員)

健康管理

ここ最近、外的要因、内的要因によって病院通いが続いている。 まだまだ無理の利く年齢だと思っていたのだが、学内の仲の良い先生からは「体にガタが来てるんだよ(笑)」と言われる始末。30前半ってそんな年なのかとショックを受けながら、ごく当たり前だっ…

久々にコラムを読んで心動かされた

斉藤ウィリアム浩幸氏のコラムを久々に読んでみた。 この方を知ったのは、日経新聞に掲載されていたコラムがきっかけで、毎回コラムが掲載される度に楽しく読んでいた。また連載をしていただければと思う。 さて、今回読んだなかで、特に母校(高校)の卒業…

奨学金について思うこと

奨学金について、給付型奨学金や貸与型奨学金の種類がある。これについては、大学関係者からは給付型奨学金のほうが望ましいという意見が大勢を占める。一方で社会からの理解は進んでいない。このことは以前のエントリーでも記載したとおりである(カテゴリ…

大学職員のキャリア

新年明けましておめでとうございます。 本当は昨年末に書き納めをしようと思っていたのですが、原因不明の頭痛に悩まされ、大晦日前日から年明け2日まで体調を崩しておりました。 昨年はものすごくストレスのたまる一年だったので、今年は穏やかに過ごせた…

久々の更新

久しく更新していなかった。というのも、自分のやりたいことと今やっていることの乖離が大きく、それを受け入れられなかったことによるある種の疲れが出ていたからだ。 職員の専門性が叫ばれて久しいが、学校法人という組織は将来の経営層、広く法人を見るこ…

窓口業務の時間

以前APU(アジア太平洋立命館大学)を訪問したときに、自大学とAPUで窓口の時間が違うことに驚いた。 大体多くの大学は、勤務時間中と窓口が開いている時間が同一だと思うのだが、APUの場合、10-15時(私の記憶では)のみを窓口の対応時間とし、窓口が多くな…

「大学」という場は不思議である

大学職員として働いていて常々思うのだが、大学という職場は本当に不思議である。 最先端のことを研究しているのにも関わらず、それが経営であったり運営であったりには全く活かされていない。あくまでも私見であるが、なかなか変わらないし、人の意見を尊重…

全ての自己啓発(本)は正しい

全ての自己啓発(本)は正しいという前提で私は見ている。ただ、それが自分に合うときと合わない時があるだけだ。 その時々によって必要な言葉は違うわけで、頑張れという言葉も、だらけきっている時と既にギリギリまで張り詰めてしまっている時とでは全く違…

2016年度JUAM総会@慶應義塾大学に参加

2016年度JUAM総会@慶應義塾大学に参加した。 総会の内容等については改めて記載できればしたいと思うが、今回のJUAMで印象に残ったのは次の点。 JUAMの存在意義について、学会という様相を呈していないという提言。論文数等が少ないことであったり、事例が…

還元

私用で参加した研修会などのことを職場に還元するかどうかを悩むことがある。 あくまでも私用であるため、上司等々には報告する必要もないし(休みを調整してもらう場合は別)、還元する必要もないと思っている。 ただ、一緒に仕事をしたことのある仲のいい…

外部の研究会への参加

久々の更新です。先週スマホでアップしようとしたところ、保存が上手くいかず、エラーが出て全ての入力データが消えてショックでその記事のアップは止めました。また、個人的に少々忙しかったこともアップできなかった理由です。 それはさておき、外部の研究…

大学のガバナンス改革について

学長権限が強くなったと言われるガバナンス改革。この改革に私は否定的だ。 最近学内の先生方と飲みに行く機会が何度かあった。そこで聞いた様々な話や自分のこれまでの理解を総合すると、学長や学部長等、組織の長には大胆な決断力や秀逸なアイディア等より…

昔のトラウマ

ある人の言葉から昔のトラウマが蘇る。蘇るってことは克服できていなかったんだなと実感。もういっぺんちゃんと向き合って、克服しなければ。 それまでブログは小休止。

人に伝えること

最近常々思っていること。 仕事のやり方なんかは比較的簡単に伝わる。しかし、その背景にある考え方や想いというのはなかなか伝え方が難しい。 そういったことを伝える時には、少々くさいが"想いを言葉にのせること"を考えて話すようにしている。例えば、教…

学生寮の必要性

各大学、寮を持っているところも多いと思う。私が所属する大学も持っている。 ある大学では、外国人留学生と学生を住まわせることで、国際化を図ろうなんて話も聞く。しかし、日本全体で賃貸が余っていると言われるなか、大学が寮を維持していく意味はあるの…

趣味の一つ

教育関連にどっぷり浸かっているとまでは言えないものの、それなりにプライベートでも学んでいる。そんな中で、リラックスの一つとなっているのがマンガだ。 全く興味のない人もいるかもしれないが、もし時間がある人は下記のマンガを読むことをおすすめする…

それがその時のベスト

かなり前、あの時の決断が正しかったのかどうかと悩んでいた後輩に、その時はそれがベストだと判断したわけで、何度戻ったとしても同じ決断をするはず。だから、気にすることはないという話をした。 そしたら、過去の話をした際に、見事にそれを返された(笑)…

仕事とプライベート

仕事とプライベートは別。 先日、普段の仕事の姿を知っていても、プライベートは別だからわからないという話をされた。大して仲の良い人ではなかったりすればなんとも思わなかったのだが、自分が信頼をし、素を見せられている、そんな関係性だと思っていた人…

言葉の力

私は他の影響を受けやすい。特に人の言葉に。 今まで言われた言葉や聞いた言葉で特に印象に残っているのは次の言葉だ。 「知った時、わかった時が自分にとっての最速。だから、もっと前に知っていればとか、気付いていればと思うよりも、そこが最速なのだと…

過去のJUAMの研究会記録を載せたいが・・・

身元がバレる恐れがあり、載せられないなと思いとどまる。それらで得た知見も多いが、多分すぐ自大学にはバレる・・・気がする。 ただ、こういう地区毎の研究会の情報共有は必要だと感じている。事務局だよりには簡単な報告があったと思うが、それらに加えて…

過去の自分が今の自分をつくる

中二病的なエントリーです。大学関連の内容を期待されている方はご遠慮ください。 個人的な信念として、過去の自分が今の自分をつくると考えている。 正しいと思うことは反対されるとわかっていても言う。その場の雰囲気を壊そうが、言うべきことはいう。や…

給付型奨学金よりも

以前から給付型奨学金よりも、より低年齢層への支給をと書いてきたが、給付型の奨学金創設がされるようだ。 給付型奨学金よりも大学の授業料を補助しては?とかむしろ大学教育は無償化すべきだという議論、それに対して、高等教育を受けれる人は所得が高い人…

グローバル人材

グローバル人材の育成を・・・なんてことが叫ばれている現在、大学ではそういった人材の育成に力を注いでいる。以前、本学でも職員のグローバル化という話が出たことがあるが、その際に調査されたのはTOEICやTOEFL等が何点以上ということだけだった。 私は英…

大学ランキングについて

世界大学ランキングというものがある。あまりこうしたものは信用していないのだが、臨時増刊・別冊週刊東洋経済(以下)が気になって大学の図書館で読んでみた。 すると、無視してもいられなくなりそうな気がした。 store.toyokeizai.net Twitterでも一部つ…

学費の負担

以前にも書いたかもしれないが、検索しても見当たらなかったので記載。 日本では学費負担者が父母であることが多いが、海外においては学費負担者が本人であることが多い。ここで大きな違いが出る。 それは、学費負担者(仮に父母とする)が相応の権利を主張…

速解 大学教職員の基礎知識-平成28年度改訂版-を読了

初心に返り、標記の本を読んでみた。 改正点等がわかりやすく整理はされていたが、入職1年目に読んでおけばよかったなと思う内容だった。私のような中堅に差し掛かる職員が、こうした本で勉強しているようでは正直まずい。財務関係は残念ながら興味がないの…

人事の主語は組織か社員(職員)か

以下の記事を拝読した。 diamond.jp タイトルでは経営陣も「研修」を受け続けるとなっているが、それよりも目を引いたのは以下である(抜粋)。 経営トップの仕事の3割は人材育成 企業を成長させるのもダメにするのも人材であり、それが経営の最大の課題で…

三つのポリシーの策定及び公表の義務化について②

以前にも書いたが、三つのポリシーの策定及び公表が義務化された。 hibiblog.hatenablog.com 大学職員ブログとして著名なhigh190さんのブログでも触れられている。 d.hatena.ne.jp 今回の改正で理解できなかったのが、大学院における三つのポリシーの扱いで…

ボキャ貧と言われることについて

文科省の施策や読んだ本について書きたいけども、調べつつ書かないといけないので、蛇足のブログです。たまには書いてアウトプットしないと。。 さて、タイトルについて、最近ボキャ貧という言葉があるらしい。ボキャブラリーが貧困ということのようだ。ライ…

給付型奨学金について

しばらくぶりのブログ更新。 結局人事異動がなく、ショックを受けていたのです。権限も責任もなく、ただ上の指示どおりに仕事をするという、変えようにも変えられない不自由を抱えております。 それはさておき下記の記事を拝読。 netallica.yahoo.co.jp 記事…