日々綴(とある私立大学職員)

思うことを書いていこうと思います。主として大学関連の話題。ただし、それ以外も(とある私立大学職員)

言葉にすること

 自分は”言葉にすること”が得意ではない。

 ”なんとなく”や”ニュアンス”で伝えてしまうことがたくさんある。

 恐らく語彙力の問題だろうと思う。

 

 昔からあまり本を読む家庭ではなかった。また、家では毎日テレビがついていて、流れているのはバラエティでニュースはほとんど見ていなかった。家計も裕福な方ではなく、親戚関係もほぼ高卒。大学に行くなんてってことも言われていた。ただ、小学校高学年ぐらいからか、突如として成績が上がったこともあり、そこから大学には絶対に行くと決めていた。

 

 そんな環境から、少しずつ親を懐柔(?)し、テレビがついているとしてもニュースになり、徐々に本を読むようになった。ただ、元から本を読んでいる人にはかなわないなと思う瞬間がある。それが語彙力。自分の中にある言葉はこれからも増えていくけれども、ずっと使ってきた言葉というのは抜けきれないものがあるし、使ってきていない言葉はなかなか使えない。使っている言葉だからこそ腑に落ちるものがあって、自分としても理解しやすいんだと思う。

 

 こういう習慣等の身についたものを思うと、育つ環境って大事なんだなとたまに思う。

 

 学ぶことはいつからでもできる。学びを継続すること、習慣化すること、それこそが大きなものだと信じている。ただ一方で、苦手なことはなかなか得意にならない。

 

 言葉にすることは得意じゃない。けれど、だからと言ってそこに甘んじていてはいけない。それも学びだと思って、もう少し表現力を磨きたいなと思う。

 

 今、さまざまなことで意見交換をさせていただいている方々がいて、たくさんの刺激を受けている。それとともに、自分の力の無さも感じる。そこで留まるのか、そこから進むのか。自分次第。もう一歩、踏み出そう。