「大学」という場は不思議である
大学職員として働いていて常々思うのだが、大学という職場は本当に不思議である。
最先端のことを研究しているのにも関わらず、それが経営であったり運営であったりには全く活かされていない。あくまでも私見であるが、なかなか変わらないし、人の意見を尊重しようとする教員に限って人の意見を聞かなかったりするし、様々な無駄は多いし、個人の希望よりも組織の理由で人事なんてものは決まる(一部愚痴です)。
例えば企業研究(経営等)や人材研究においても、大学の教員が研究していることが多い。にもかかわらず、それを大学で実践していることはほぼない。私はこのことを常々不思議に思っている。なんで自分のところでまずやらないの?と。
もちろん大学という場が特殊な環境で一般とは違うということもあるのだろうが、一般企業も抱えている問題は大学も大体抱えてたりする。そうであるならば、大学が実践の場であってもいいのではないかと思うのだ。
最先端のことを研究しているからこそ、大学こそ実践の場であるべきでは?なんて思うのだ。