大学の成績の付け方について
多くの大学で、成績の付け方は秀、優、良、可、不可で、A、B、C、D、F(S、A、B、C、Dの場合や一番上がA+の場合もある)の5段階評価である。これは、GPAが導入されたことにより、アメリカと同様の5段階評価が求められたことによる。それ以前は秀がなく、優、良、可、不可(A、B、C、F)の4段階の大学がほとんどであったと思う。
成績の付け方について、以下の記事を見て考えた。
大学の成績の付け方というのは決まっているのだろうか。
私自身、自大学の学則以外を気にしたことがなかったので、いくつか調べてみた。先のアルファベットと違い、標語はほとんどの大学が秀、優、良、可、不可(不合格)であった。文科省等の法令等もいくつか見てみたが、見つけられなかったので恐らく各大学に任せられているのだろうと推測する(違う場合はご指摘ください)。
であるのであれば、不可を未修得や未到達あるいは要再履と表現できるのではと上記の記事を見て思ったのだが、現場からすると不可の方がわかりやすいという認識があるので、このままでいいのではと思いなおす。言葉の力というのはあるのだが、可に対して不可の方が相対的に理解がしやすい気がする。
恐らく決まりはないはずなので、学生目線というのを打ち出す大学は変えてみてもいいのかもしれない。